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「threezeroX大山竜 バルタン星人」デザインコンセプト

threezeroX, 大山竜, バルタン星人Japan Admin

バルタン星人が初登場した『ウルトラマン』の第2話「侵略者を撃て」をフィーチャーしたイベント『ULTRAMAN ARCHIVES』Premium Theaterが11月16日に開催されました。
会場のTOHOシネマズ上野では「threezeroX大山竜 バルタン星人」のサンプルも展示され、好評を得ました!

「threezeroX大山竜 バルタン星人」はthreezero公式サイトおよびケンエレファントさんを通して国内一般流通で予約案内中です。
フィギュア詳細仕様はこちらの記事をご参照ください。
「threezeroX」はthreezeroのハイエンド商品の新シリーズで、「X」は「クロスオーバー」を意味し、この新シリーズでは様々なアーティスト達とコラボレートした商品をローンチして参ります。
threezeroXのシリーズのもとでコラボレートする最初のアーティストは、日本の原型師「大山竜」氏です。
バルタン星人の持つ独特のフォルムを活かしながらデザインをアレンジし、芸術的なまでに緻密なディテールによって現代にアップデートされたバルタン星人を生み出すに至ったコンセプトを以下にご紹介!

【原型師・大山竜によるコメント】
今回、僕のアレンジしたバルタン星人のイメージは「西洋の甲冑」です。
ハサミの銀色や頭部や口部のスリット、丸い穴(着ぐるみの覗き穴?)も甲冑のイメージにリンクしました。
バルタン星人は人間以上の知的生命体なので本来の姿は人間に近い、もしくは人間以上にシンプルな姿をしていて、僕たちが知っているセミのような顔や大きなハサミという姿は人間でいうところの宇宙服や戦闘服のような物なのかも……というコンセプトです。
人間も普段の生活で服を着ているのと同じように彼らも普段は服や戦闘服のような物を着ているという訳です。
バルタン星人は2代目、3代目と複数存在し、みんな微妙に違う姿をしているのもこのためであるという感じです。
そして制作当初から可動フィギュアである事が決まっていたので甲冑をイメージしてアレンジする事が肘や膝のデザインと可動の両立に最適とも考えました。
もし可動でなく固定ポーズのフィギュアだとこのアイデアは出ませんでした。なので今回のバルタン星人はthreezeroさんとのコラボあっての物だと思っています。

※画像は開発中のものです。最終商品とは異なる場合があります。
©TSUBURAYA PRODUCTIONS