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RWBYのモンティ・オウム監督とのthreezero独占インタビュー

RWBYJapan Admin

アクション振り付け師・アニメーターとして著名なモンティ監督との独占インタビューです!
Dead Fantasy、Haloidと言った動画作品をウェブで発表して話題となり、それがきっかけでRoothter Teeth Productionsに雇われ、監督はそこでRed vs. BlueやRWBYを手掛ける事となりました。

threezero: 監督の作品に馴染みが無い人に向けて、RWBYのコンセプトをどの様に思いついたか教えて頂けないでしょうか? 影響を受けたものや、インスパイアされたものは何でしょう?

監督: RWBYはここ数年で思いついたものであると同時に、昔からずっとやりたかったものでもあるんです。私はずっとアニメとゲームのファンでした。新世紀エヴァンゲリオンを見て育ちましたし、エヴァに基づくセオリーは私の作品に導入されています。攻殻機動隊も何度も見なおした作品です。存在と自我に関する哲学を常に自問しながら育ちました。天元突破グレンラガンは一番好きなアニメです。そのエネルギーと熱意がたまらないです。グレンラガンはあきらめないと言う教訓を教えてくれます。個人を越えて存続するエネルギーと言うものがあり、それはRWBYにも導入されています。
ファイナルファンタジーにも多大な影響を受けました。私はFF VIIから入り、多大なインパクトがありました。新作として予定されているFF XVも楽しみにしています。FFの生命やキャラクターの描写は鮮烈で、シリーズを追うごとに全作を超えて行っていると思います。
私は子供の頃からそう言った番組を見て、ゲームをプレイし、いつか自分でも作ってみたいと夢見てきました。そしてクリエイトする機会を得た時、これまであたためてきたアイディアを全て投入したと言うわけです。それは武器であったり、キャラクターであったり、モンスター・デザインであったり。

threezero: RWBYでは戦闘やダンスでの細かな振り付けが特徴的ですが、RWBYの振り付けが他のアニメと一線を画す要素は何にあると思いますか?

監督: 3Dアニメーションと言う点で、振付に関してはいくつかの利点があると思います。一つには、多くのシークエンスでモーション・キャプチャーが使えると言う点。私は昔からカンフー映画を見て来て、そして私自身がダンサーであるため、それらに影響を受けています。香港のアクション映画や、超越した動きを見せるアニメから、ダンスに至るまで。
私はよく様々な映画の戦闘シーンを流しながら作業しています。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』、『アイアンモンキー』、『ポリス・ストーリー』等、ドニー・イェン、ジャッキー・チェン、ジェット・リーらの作品です。私の作る物の多くは、それを真似し、そしてそこに色々な物を組み合わせている物なんです。例えば、動きはジャッキー・チェンの映画を元にした凄くリアルで現実的に可能な物ですが、それを15mの高さまで跳躍できてその間に銃を発砲したり剣を振り回したりも出来るようなキャラクターにやらせるんです。私の作る多くのシークエンスは、モーション・キャプチャーとアニメーションの合わせ技です。

threezero: RWBYシリーズに命を吹き込み続けるそのモチベーションは何でしょうか?

監督: 私が子供の頃見ていた様な物語を自分も伝えなくては、と言うのがRWBYを作る上での最大のモチベーションです。私をこれまで後押ししてくれていた、あきらめないと言う物語と、その途中で出会った人々。私が見て育った番組やゲームは私に多大な影響を与えているので、同じように信じるべきものを探している世代に向け、私自身の作品を提供できると言うのは凄く光栄なことです。なのでファンからのフィードバックを頂く度に、この作品を出来うる限り最高の物にしなくてはと言う意思をより強固にしていっています。

threezero: 監督もアクション・フィギュアやハイエンドのコレクティブルズを集めていたりしますか?

監督: 買えるだけのお金を得られる様になった時から、ずっと集め続けています。私のデスクや作業スペースに所狭しと並ぶフィギュアは、私のインスピレーションの元でもあります。ファイナルファンタジーのフィギュアやバイク、そしてブラックロックシューターやエヴァンゲリオン等と言ったグッドスマイルカンパニー製の物や、その他のゲームやアニメのfigma等。
私がほんの数年前にスケッチしてモデリングしたキャラクターが、こうして触れる立体物となっているのは、凄く現実離れした体験です。しかも尊敬すべきアーティストのグループであるthreezeroに作って頂けるなんて。自分のキャラクターのフィギュアが出来るなんて、夢にも思っていませんでした。

threezero: 今後、threezero×RWBYのラインで見てみたいフィギュアは何でしょうか?

監督: threezeroの驚くべきクオリティを知っていますので、いつかthreezeroの才能あるクリエイター達が私のデザインをベースにフィギュアを作ってくれるかもしれないと言うことを頭の片隅に留めながら作っています。私は(ゴホン)、特にThreeA製のメタルギアREXとRAYに驚愕しましたので、フィギュア化の際には同じくらい凄い物になりそうなデザインをRWBY用にも作るかも知れません。

threezero: RWBYのVolume 3が来年リリース予定で作成中ですが、他にも何か取り組んでいるプロジェクトがありましたら教えてください。

監督: 私はフィギュアやミニチュアが大好きなので、それらを用いたストップ・モーションのアニメとミニチュアでの作品が出来ないかとリサーチ中です。今のところ、申し上げる事が出来るのはそれくらいです。信じるアイディアに関しては凄く動きの速いRoosterteethですから、凄く近い内に目にすることができるかも知れませんね。

threezero: 他、何か読者に伝えたい事がありましたらお願いします。

監督: 今起こっている事は全て、夢にも思っていなかった事ばかりなので、凄くありがたく思っています。若いころは、目的や理由も無く、ただ作る事のみにこだわっていました。作る事そのものが目的だったのです。でも現実に直面するにつれ、アイデンティティを確立して生存競争に勝たなくてはならなくなりました。私自身が何者であるのかを見つけ出そうとする過程は、後に良い財産となりました。例えば、私は一時期ダンサーになろうと思っており、その時に修得した動きは私の作品のリズムに大いに役立っています。全ての事が、自分を確立する役に立っているのです。そして確立した自分が、自分の作品に反映されている事を願わんばかりです。私の信じる経験が、多くの人の興味を引いてくれたら幸いです。
RWBYシリーズは私の夢が実現した物です。私が思い描いていた小さいなアイディアは凄く大きく育ちましたので、それが視聴者に届けばと思います。まだ始まったばかりですので、今後予定しているものはたくさんあります。私の持てる全てをそこに注ぎ込んでおりますので、出来うる限り最高の物になっている事を願っています。凄くビッグな事が予定されていますので、お楽しみに。